風外本高は、江戸時代の終わりに活躍した禅僧です。山水画や躍動感あふれる人物像・虎などの画を多くのこしています。天保4年(1833年)から8年間、足助香嵐渓(こうらんけい)にある香積寺の住職をつとめました。また禅の指導者としても活躍した風外のもとには多くの禅僧がその教えを請いに集まりました。今回の展示は、地域ゆかりの作品を中心にその著作、語録などあわせて約70点を展示します。

平成20年1月26日(土)〜3月2日(日)   
月曜休館(ただし2月11日(祝)は開館) 午前9時〜午後5時
   
観覧料 

一般300円/大学生高校生200円
70歳以上、中学生以下、豊田市在住・在学の高校生、障がい者とその同伴者1名は無料(証明書の提示要)


「神虎」(個人蔵) 「秋渓探訪図」(個人蔵)



風外本高筆「維摩居士図」(個人蔵)


■ 展示構成とおもな展示資料 ■
画僧風外  
  「暴風猛虎の図」香積寺蔵(展示1/26〜2/12) 「七賢囲卓図屏風」館蔵
  「夏景山水図」香積寺蔵 「松下孤亭図」館蔵
     
風外の書  
  「円相」駒澤大学禅文化歴史博物館蔵  
  「法語」(三冬枯木秀 九夏雪花飛)香積寺蔵  
     
禅僧風外  
  『碧巌録耳林鈔』駒澤大学禅文化歴史博物館蔵  
  「烏鵲樓高閑録」香積寺蔵  
     
師・玄樓奥龍  
  玄樓筆一行書「鼓腹唱謳歌」駒澤大学禅文化歴史博物館蔵  
  『鉄笛倒吹』法持寺蔵  
     
  *資料保存のため展示期間が限られている資料があります。ご注意ください。

講演会■ 「禅僧風外について」川口高風氏(愛知学院大学教授)

平成20年2月9日(土)13時30分〜15時 
豊田市郷土資料館 二階会議室 
講演会の聴講は無料ですが、展覧会観覧には上記の観覧料が必要です。

史跡めぐり■ 「風外本高」ゆかりの地・足助をたずねる

平成20年2月23日(土)12時30分〜16時30分
参加費 一人600円 定員20名(先着順)
史跡めぐりの申し込みは、1月29日(火)午前9時から電話で、豊田市郷土資料館(0556-32-6561)まで。



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