村上家千巻舎・門 附土塀(むらかみけちまきのや・もん つけたりどべい)


指定区分・指定年月日 市指定 2007年5月28日
所在地・所有者 個人
概 要  
時代・時期  

千巻舎
 千巻舎は村上忠順の蔵書を収蔵する書庫として、娘婿の深見篤慶が自費を投じて明治7年に建立した。土蔵造りの主屋と桟瓦葺きの下屋からなる。主屋は外部を大壁として柱を見せず、軒も垂木を見せない漆喰塗り、下部は東面を除いて縦桟打ちの下見板が張られている。内部は中央に敷居を置いて南北2室に分割されており、東面の出入口を除いて三方に窓等の開口部はなく、壁面より1尺2寸幅の書棚が4段めぐる。下屋は3室に分かれ、中央の間が主屋への出入口となっている。主屋の南から西側には下見板張り、漆喰塗りの土塀がめぐる。


 一間薬医門で切妻造り、桟瓦葺き、軒は二軒(ふたのき)疎(まばら)垂木(たるき)、南面して建つ。門は文政6年に移築したものと伝えられ、女梁の絵様から判断しても幕末から明治初期とされる。寺院の門にくらべて木割りが細かく華奢で、装飾も少なく簡素な意匠をみせる。文人の邸宅にふさわしい瀟洒な門といえる。保存状態も良好である。



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